フィンランド語の人称とolla動詞、一般動詞の活用語尾

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フィンランド語の復習メモです。人称とolla動詞の活用、一般動詞の活用(単数形)についてや、主語の省略について学習します。

フィンランド語の種類と歴史のお話もありました。

キーフレーズ

Hän on Jussi.
He is Jussi.

ダイアログ(フィンランド語)と単語

Emmi: Hei, minä olen Emmi.

Helen: Hei!

Emmi: Hän on Jussi.

Jussi: Terve! Sinä olet varmaan väsynyt.

Helen: Vähän.

単語 英訳
hei hello
hän he, she
terve hey / healthy
sinä you
varmaan surely
väsynyt tired
vähän little
olla to be

ダイアログ英訳

Emmi: Hi, I’m Emmi.

Helen: Hi!

Emmi: He is Jussi.

Jussi: Hey! You must be tired.

Helen: A little.

単語に関する補足

三人称単数のhän

フィンランド語の三人称単数には男女の区別がありません。英語でいうところのhe もshe も、hän であらわします。

原則として、hänは人間だけに使用する代名詞ですが、ペットなどを指す場合に使われることもあります。

それから、神話などに登場する、なにかの化身であるとされている動物にも使ったりするそうです(あまり詳しいお話はなかった)。

カジュアルな挨拶

前回のフィンランド語の挨拶と自己紹介では、丁寧な(フォーマルな)挨拶を学習しました。

Hyvää päivää!
Hello!(ややフォーマルな挨拶)

今回のダイアログで登場したHei!Terve!は少しくだけた表現ですが、ビジネスシーンで使うこともあるそうです。

ちなみに、terveは英語のhealthy(健康)という意味の単語でもありますし、前回学習したtervetuloa!(welcome)も、この単語を使ったもの、という解説がありました。

terve
Hi!, healthy

tervetuloa
welcome

もっとカジュアルな挨拶はMoi! など(下記)。

  • Heippa!
  • Moikka!
  • Moro!
  • Tere!

フィンランド語の動詞の活用(主語が単数の場合)

英語のbe動詞にあたる動詞 olla

英語のbe動詞と同じく、人称によって活用します。

今回のレッスンでは、主語が単数の場合の活用を学習します。

一人称 二人称 三人称
minä olen sinä olet hän on
I am you are he/she is

語幹は ole です。一人称には -n を、二人称には -t をつけます。

一般動詞の規則変化例

英語の come にあたる単語 tulla の活用は以下のとおりです。こちらも、今回は主語が単数の場合のみです。

一人称 二人称 三人称
minä tulen sinä tulet hän tulee
I come you come he/she comes

be動詞にあたるolla動詞と一般動詞、活用語尾が少し似ています。

フィンランド語の動詞は活用の種類も多く、覚えるのが大変ではありますが、olla動詞をふくめ、基本的にこれに似た活用をするものが多いので、じきに慣れますよ、というお話がありました。

主語の省略について

フィンランド語は人称によってすべて動詞の活用語尾が変化しますので、通常、一人称、二人称の主語は省略されます(特に主語を強調したい場合などを除いて)。

標準フィンランド語と口語のこと

日常的に話されているフィンランド語は口語(Spoken Finnish)のほう。いくつもの方言もあります。

それに対し、標準フィンランド語(Standard Finnish)はニュース番組などで使われたり、書面(個人的なお手紙など以外の)で使われたりするもの。

学校ではまず標準フィンランド語(Standard Finnish)を学びますが、多くの人は、日常的には口語(Spoken Finnish)を用いるようになります、とのこと。

フィンランド語の歴史についても少しお話がありました。

  • 16世紀にはじめてフィンランド語で書かれた本を出版したり、新約聖書をフィンランド語に翻訳したりしたMikael Agricolaは、フィンランド語の書き言葉の父と呼ばれている。

  • かつてフィンランドがスウェーデンの一部であったことから、公用語はスウェーデン語で、フィンランド語は地方の言葉、とか、上品でない言葉、というふうに捉えられていたこともあった。

  • 19世紀のナショナリズムの高まりによって再びフィンランド語が話されるようになった。新しい単語がたくさんつくられ、文法が整えられた(少しシンプルになった)。

  • それをルーツとし、後に言語学者が少しずつ改定したものが、標準フィンランド語。

今日学習したエピソード

FinnishPod101 Absolute Beginner S1 #2 Talking About Others in Finnish