フィンランド語の疑問文 (-ko) と、フィンランドのテーブルマナー

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フィンランド語の復習メモです。疑問詞を用いないフィンランド語の疑問文の作り方を学習します。疑問の焦点によっては動詞以外にも-ko をつけられる、という点がポイントです。

フィンランドのテーブルマナーについてのおはなしも。

キーフレーズ

Onko tuo omenaa?
Is that apple?

ダイアログ(フィンランド語、英訳)と単語

Emmi: Saisinko maitoa?
Emmi: May I have some milk, please?

Helen: Ole hyvä.
Helen: Here you are.

Emmi: Kiitos. Otatko salaattia?
Emmi: Thank you. Would you like some salad?

Helen: Kyllä kiitos. Onko tuo omenaa?
Helen: Yes please. Is that apple?

Emmi: Ei, se on päärynää.
Emmi: No, it’s pear.

単語 英訳
päärynä pear noun
maito milk noun
Ole hyvä You’re welcome/ Here you are
kyllä yes
saada get, receive
-ko (a question particle)
ottaa take
salaatti salad
omena apple
Ei no

便利なフレーズ

Saisinko…? (May I get…?)

「~をください」というていねいなフレーズ。

動詞saada (get, receive) の語尾に-koをつけて疑問文としています。後述。

Ole hyvä (Here you are.)

直訳するとgood ですが、here you are. の意味で使われるフレーズです。

Ole hyvä. (Here you are.)

Kiitos. (Thank you)

Eipä kestä (Don’t mention it.)

Otatko…? (Would you like…?)

直訳するとDo you take…? ですが、Would you like…? の意味で使われるフレーズです。

Otatko teetä vai kahvia?
Would you like tea or coffee?

似ているフレーズは他にもあります。

Haluaisitko…?
Would you want some…?

Saisiko olla…?
How about some…?

フィンランド語の疑問文

以前のレッスンでは、疑問詞を用いた疑問文を学習しました。

フィンランド語の代名詞Tämä、tuo、seと、フィンランドの大統領 | 10251

今回は、疑問詞を用いない(Yes, No で答える)疑問文のつくりかたについて学習します。

動詞を文頭に置いて-koをつける(基本)

動詞を文頭に置き、動詞の語尾に-ko をつけるのがフィンランド語の疑問文の基本形です。

フィンランド語 英語
肯定文 A on B. A is B.
疑問文 Onko A B? Is A B?

Tämä on sokeria.
This is sugar.

Onko tämä sokeria?
Is this sugar?

Tuo salaatti on hyvää.
That salad is good.

Onko tuo salaatti hyvää?
Is that salad good?

Tarvitset sokeria.
You need sugar.

Tarvitsetko sokeria?
Do you need sugar?

疑問の焦点が動詞以外の場合

疑問の焦点が動詞でない場合は、聞きたい単語に-ko をつけて文頭に置きます

説明が難しいので、例を挙げます。

まず、肯定文です。

(Sinä) tarvitset suolaa.
あなたは塩がほしい。

ふつうは主語を省略しますから、Tarvitset suolaa. となりますね。

ふつうの疑問文をつくります。動詞tarvitset (need) を文頭に置いて、動詞の語尾に-ko をつけます。

Tarvitsetko suolaa?
あなたは塩がほしいですか?

でも、疑問の焦点Sinä (You) である場合は、以下のようになります。

Sinäkö tarvitset suolaa?
塩がほしいのは「あなた」ですね?(彼でも彼女でもなくてあなたなのね?といった強調)

もうひとつ例を挙げます。まずは肯定文です。

(Se) on suolaa.
それは塩です。

ふつうの疑問文をつくります。

Onko se suolaa?
それは塩ですか?

疑問の焦点がsuolaa (salt) である場合の疑問文です。

Suolaako se on?
それが「」なんですか?(砂糖じゃないのね?塩なのね?といった強調)

このように、強く聞きたい(確認したい?)単語に-ko をつけて文頭に置きます。

この柔軟さはフィンランド語の特徴のひとつで、他の言語に訳すのはすこし難しい、というお話がありました。例えば上の文章 Suolaako se on? の英訳例として、Oh, is it salt? って言っていました。

フィンランドのテーブルマナーなど

フィンランドのテーブルマナーについては特筆するほどのことはなく、他のヨーロッパ諸国と同じようなものです、というお話。ナイフで食べ物を口に運んだり、テーブルに肘をついたまま食事をしたりなどのマナー違反がなければ大丈夫です、とのこと。

かつては深刻な食糧不足を経験したことがある国ですので、「食べ物を粗末にしない」ことを重視した教育がなされていて、子どもが食事を残すと、「恵まれない国の子どもたちはね…」という叱り方がよくなされていたそう。

いまでも食べ物を粗末にしないことはもちろん大事なことだけれど、それよりも近年は「環境問題に配慮する」という観点から残飯を減らそうという動きになっている、というお話でした。

それから、フィンランドではだいたい夕食を5~6時ごろ食べ、夜はゆっくりと趣味を楽しむのだそうです。

今日学習したエピソード

FinnishPod101 Absolute Beginner S1 #6 May I Have Some of that Finnish… Something?